アルツハイマー治療薬

アルツハイマー治療薬記憶障害と身体的症状

アルツハイマー型認知症でみられる様々な症状をみていきましょう。

 

 

記憶障害

 

アルツハイマー型認知症は、まずは「物忘れ」のような記憶障害から始まります。何度も同じ質問をするといったり、大事なものをどこにしまったのか忘れて大騒ぎしたり、また食事をしたばかりだというのに、何を食べたのかわすれてしまったり。そしてまたすぐに食事を要求するといった症状です。比較的最近に起こった事柄の記憶が失われる事がおおいのです。そしてここはどこ?私は誰?状態になるということもありえます。自分が今、どこにいるのかわからない、自分が誰か分からない、今日は何月何日なのかわからない、目の前にいる家族が誰かわからない、といったようになってしまいます。

 

被害妄想

記憶障害から被害妄想を抱くこともあるんです。たとえば、食事をしたことを忘れてしまうので、家族が自分にだけ食事をさせてくれないと思い込んでしまうといったように!

 

身体的症状

アルツハイマー型認知症の症状には、記憶障害や被害妄想だけではありません。身体的な症状が現れます。特に目立つ症状は、頭痛、めまいなどの心気症状、失語、失行、失認などの見当識障害などです。さらに進行すると、歩行障害や失語症状がひどくなり、日常生活に支障をきたすほどになります。

 

失語

聴覚や発生機能に異常がないのに言語の理解や発声が障害されているものを失語といいます。

 

失行

運動障害をもたらす器質的な病変がないにもかかわらず行動が正しく行われないものをいいます。

 

失認

本来認識すべき対象に対して正常な意味理解ができなくなったものをいいます。

 

 

道徳観が失われ、性的に問題のある行動をとったり、場所をわきまえずに排尿するといった行動も生じます。夜間に幻覚をみることがあり、夜中に部屋のなかを歩き回ったり、大声をあげて、家族の生活にも大きな影響を及ぼすことがあります。

 

アルツハイマー治療薬

アルツハイマー治療薬について説明します。

アルツハイマー型認知症は、はっきりとした原因も分からず、今のところ治療方法も分かっていないのが現状なのです。激しい精神的興奮が見られる症状に対しては、向精神薬を使用します。また夜中に騒ぐ患者さんに対しては、入眠剤を用いることもあります。ですが最近は研究も進んでおり、老年認知症に対してコリン作動性薬物やコリン前駆物質を投与するなどの治療が試みられています。

コリンというのは、神経と神経のつなぎめ、神経と筋肉などの組織とのつなぎめの部分で、情報を伝達する化学物質のひとつです。アルツハイマー型認知症やその他の認知症でとくに記憶障害が起こるのは、このコリンによる神経間の連絡が絶たれることが原因と考えられています。そこでコリンやアセチルコリンの産生を促す薬、コリンの原料となる薬が、認知症の記憶障害などに有効なのではないか、と研究が進められているのです。

 

しかしまだ充分な治療効果が認められていません。そのため、家族がご当人の症状を理解し、進行を進めないように力を尽くし、リハビリを継続することが大切となります。

アルツハイマー治療薬家族の協力

 

アルツハイマー治療薬で一番効果があるのが、家族の協力です。

アルツハイマー型認知症は、ご家族や地域社会が、、アルツハイマー型認知症の事を普段から意識して向き合えば、症状の発生や進行を遅らせたり、食い止めたりすることができる場合もあります。

 

アルツハイマー型認知症の症状をもつご家族を抱えるご家庭では、看護が本当に大きな負担になります。しかし看護や周囲の配慮の仕方でご本人の予後を左右するとなることから、責任は重大です。大切なご家族に出来る限りのことはして差し上げましょう。では、家族は何をすればいいのでしょうか?

 

まずは規則正しい生活をさせてあげることです。規則正しい睡眠とバランスのとれた栄養を取れるように配慮してください。また寝たきりになったり、失禁を起こしたりすることがあるので、身辺を清潔に保てるように配慮してあげてください。さらに、周囲から知的な刺激を与えてあげましょう。またいいリハビリだと言われているのが適度な運動です。